臨月 予定日から５日が過ぎ．．．～様子と心境

　陣痛待ち。　

　陣痛の痛みに対する恐怖は「ソフロロジー式分娩法」でのイメージトレーニングと安産報告を読んで克服したものの、次には陣痛がこないことへの不安が始まる。
　それは、具体的には陣痛促進剤の副作用。
　促進剤による異常な痛みや子宮破裂の記事を読んでしまい、あまりの恐怖に両鼻からうっすら鼻血が･･･。（汚い話しでごめんなさい）

　一度も体験したことのない、未知の陣痛を待ち続けて、この張りかこの痛みかと何度も期待しては、周期的にならず陣痛にはならない。
　陣痛がこないことへの焦りから、あれのせい、これのせいと色んなものを攻めてしまう気持ちになったり、産婦人科や旦那、家族、自分さえも信じられない気持ちになることもあれば、鈍い生理通のようなもの・お腹の張り・異常な暑さと汗・時折くる息苦しい動機がすると陣痛の始まりかと期待して子宮のあたりに神経を集中することが繰り返される。そんな不安定な状態もあれば、お腹の赤ちゃんに優しい気持ちになったり、旦那など身近な人たちへの感謝や居てくれることの幸せを感じたり、飼っている猫ちゃんに愛情を注いだり・・。最近はちょっと感情の起伏が激しくなっているようで、これがまた疲れる原因の一つになっているかもしれない。でも、いつでも産まれてきていいように気力・体力を温存しておくことも頭の片隅にこびりついている。

　お腹の赤ちゃんの方は、元気に胎動している。ただ羊水が少なくなってきているので、お腹の中の居心地の悪さを想像してしまう。早く出してあげたいと思う反面、赤ちゃんから陣痛の指令がくるという話しを聞いて、赤ちゃんが陣痛を起こし忘れているのか、陣痛を起こすこと自体頭になくて、今の環境を楽しんでいるのか、お腹の中で我慢強さを発揮してしまっているのか･･･。色んな想像が頭の中をかけめぐってしまう。でもどうにもできない。お腹に話しかけてみても、散歩をしても、エクササイズをしてみても、予定日は既に５日を過ぎている。

　家族・親族・友達、みんなが楽しみに待ってくれている。特に身近な旦那などは待ちくたびれてへとへとな様子。

　３時間以上は続けて眠れないという日が続いているせいか、肌は荒れ、予想外の所に妊娠線ができ（お尻や足の付け根、お腹の下あたりにもクリーム対策はしていたけれどうっすらとできてしまった。）、妊娠・出産・育児貧乏で服や髪にお金をかけられないなど、凹む要因が盛り沢山ある中で、ただ産まれてくる子供と旦那と３人で手をつないで公園に遊びに行くこと、おじいちゃん・おばあちゃんに元気な赤ちゃんを見せて喜んでもらいたいという、ささやかなようでいて、今はエベレスト山の山頂を目指して山の裾らへんを歩いているような（本当にそんな日がくるのか!?というような気持ち）そんな気持ちで日々を過ごしています。

　３日後は産婦人科でモニターの予定。それまでに状況が良い方向に一変していることをうっすらと期待して今日も就寝することにします。

コメント 2

こんにちは。
予定日が過ぎるとどうしてもそわそわ落ち着かないですよね。
私も予定日を過ぎての出産だったのでそうでした。
初産で陣痛の痛さもどのようなものか分からないし、前駆陣痛を『もしや陣痛では？』と思ったり。眠れないこともよくありました。
散歩を沢山するといいと言われてやってみても効果はあるのかないのか『？』でしたし。
そんな時に何かで読んだのが、『赤ちゃんは生まれてもいい時期に生まれてくる』という言葉。
予定日はあくまでもお医者さんが決めた予定日であり、赤ちゃんが出てきたい日というのは赤ちゃん自身が決めるということ。
赤ちゃんも出てくるタイミングを見計らっているのでしょうね。勇気を出して出てこよう！という日は必ず来るし、焦りますが気持ちをゆったりとして赤ちゃんに会える日を楽しみにしていてくださいね。もうすぐで会えますよ！！
今はまだおなかの中の居心地が良くて、もう少しいたいのかもしれません。

私も、ずっと気を付けてクリームを塗ったりケアをしてきたものの、臨月の急激なおなかのふくらみにはついていけなかったのか妊娠線が出来てしまい・・・。
妊娠前とは変わってしまった体型などにもちょっとショックを受けてしまったりありましたが、それよりも赤ちゃんを産むということの喜びや貴重な体験（一生に何度も経験するようなものでもないですしね）が出来たことの幸せを思うことにしました。それだけ、出産は大変なことなんでしょうね。

予定日過ぎるとまわりからの『まだ？』が多くなると思いますが（私もそうでした）、赤ちゃんは必ず会いに出てきてくれるので今は心静かに、赤ちゃんと会える日を楽しみに毎日を過ごしてください。
赤ちゃんと会える時が長ければ長いほど、会えた時の感動は一生忘れることの出来ないものになると思いますよ。

安産でありますよう、陰ながら祈っています。
by etsu (2006-10-29 23:42) 

etsuさん こんにちは。
心温まるコメントありがとうございました！
コメント自体はずいぶん前に読ませて頂いて、
同じような状況にあったetsuさんのコメントは
とても励みになりました。
なかなか記事やコメントを書くに至らずすみません。
いまさらの返信で、お許しください m(__)m。
by てぃん (2007-08-03 18:09)